
桑原志織 ピアノ
東京都出身。東京藝術大学を首席で卒業。在学中にマリア・カナルス国際音楽コンクール(スペイン)、ヴィオッティ国際音楽コンクール(イタリア)にて第2位入賞。伊藤恵氏に師事。ベルリン芸術大学大学院に留学し、クラウス・ヘルヴィッヒ氏に師事。修士課程および国家演奏家資格課程を最優秀で修了。スタインウェイ・ベルリン賞受賞。さらにコモ湖国際ピアノアカデミー(イタリア)でも研鑽を積む。
2025年10月、第19回ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)にて第4位入賞。エリザベート王妃国際音楽コンクール2025(ベルギー)ファイナリスト入賞。また、日本人史上最高位第2位を獲得した2021年アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(イスラエル)、2019年ブゾーニ国際ピアノコンクール(イタリア)など、各国で高い評価を得ている。
国内外のオーケストラとの共演も数多い。ポーランド(ドゥシェニキ=ズドルイのショパン音楽祭)、チェコ(プラハ・ルドルフィヌムのドヴォルザーク・ホール)、オーストリア、ドイツ、イスラエル、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イタリアなど多くのヨーロッパ諸国や日本、韓国、アメリカなどで幅広く活躍している。
荻窪育ちの桑原志織の荻窪音楽祭との縁は、2011年の 第24回荻窪音楽祭の第1回フレッシュジュニア・コンサートに出演したことに始まる。その後も、2015年の第1回 春の交流コンサート、2017年の第30回荻窪音楽祭の記念ガラ・コンサート、コロナ禍中の2020年の第33回荻窪音楽祭における特別チャリティコンサート〜医療従事者の方へ感謝をこめて〜、2023年の第16回 春の交流コンサートと続き、2024年の第37回荻窪音楽祭では荻窪祝祭管弦楽団 第17回定期演奏会でブラームス《ピアノ協奏曲第2番》のソリストとして出演した。
こうして長年にわたり荻窪音楽祭の舞台を彩り、地域とともに歩んできた桑原志織は、まさに荻窪音楽祭を象徴するピアニストのひとりである。荻窪で芽吹いた音楽の才能が、今や世界の舞台で美しく花開いたことを地域に関わるすべての人が誇りに思っている。


